
本日トイストーリー4を映画館で鑑賞してきましたので、感想書いていこうと思います。
ストーリー
今回のトイストーリーのテーマは、私の中での勝手なイメージですが、
「おもちゃの役割」「おもちゃの生き方」
と感じました。
賛否あった映画のラストは、この2点についての考えを大きく変化していった結果ということで、
個人的には特に違和感無く見れましたが、「受け入れられない」「納得がいかない」という意見があるのも
仕方がないのかな、とも思います。
また、今回色々な意味でホラー要素が入ってる点に驚きもありましたが、それはそれで面白かったです。
キャラクター
メインキャラはウッディ―というより、何処か他のキャラに当たっていてぼやけている印象も受けました。
前作までのお馴染みのおもちゃ達についても、良くも悪くも今回は印象が薄いですね。
それももしかしたら、続編の為のある種のソフトランディングかもと勝手に勘ぐったりしています。
本作は今までのシリーズに無く人にとって違和感が強く残る形でおもちゃ達が動く為、それ自体もある意味ホラーなのですが、
出てくる新キャラがモロにホラー物という感じです。
気になった点
残念、というかちょっと悲しかった点としては、おもちゃの思いが中々報われなかった部分ですかね。
最終的にはそれぞれハッピーエンドとも言えますが、それまでの話の中での人の気まぐれや無関心による
おもちゃの扱いが見てて悲しくなる部分がありました。
まあ、良く言えばリアルと言えなくもないですが……
また、全体通しても3までの作品よりも、人とおもちゃの間に愛を感じるシーンというのは減っている気がします。
総評
総評としては、3が綺麗に終わらせたというのもあって、多くの方が述べている「蛇足」という意見も理解が出来ます。
3までの世界観が好きであれば好きであるほど、今回の話の流れやキャラの扱いは受け入れにくいのかもしれません。
ですが、3までとはまた趣が違う、シリアスなトイストーリー作品として普通に楽しめる内容かと思いますので、
そのような認識の上で鑑賞された方が良いのかなと思います。